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3月31日の夢(燃える左腕) [夢]

 病院に診察してもらいに行く。暗い診察室の前で待っていると、ぼくの前の女性患者を別の医者が呼び出し、彼女は診察室を出て行ってしまう。階段の踊り場へ行き、今にも下へ降りようとする彼女を二人の医者とぼくは呼び戻し、「まだ診察中だから」と言う。彼女によれば「女友達が下に来たので、一緒におやつを食べる予定だった」とのこと。そんな騒動があったので、ぼくは自分が何のためにこの病院に来たのかを忘れてしまった。しかし、ぼくの左腕には大きな黒い穴があいているので、それを医者に診せる。医者はそこに何かの治療器具を当てると、アルコールに浸したパッドのようなものに火をつけて燃やす。ぼくの腕から炎が上がるが、熱くはない。ところが、ほかの男性患者がそばにやってきて、「だめだめ。ぼくはこれからキャンプに行くんだから」と言って、火のついたパッドを取り上げる。ぼくと医者は呆然となるが、無言のまま男からパッドを取り戻し、もう一度患部に当てる。「この病院では大きな注射針を使うので、時々そういう大穴があくことがあるのですよ」と医者はぼくに説明する。
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3月30日の夢(活版) [夢]

 行きたいと思った家の前に、その家の女主人が立っているので、何気ない顔をして通り過ぎる。川沿いに右に折れた道を歩いていると、女性に呼び止められた。マンションの玄関前のロビーに彼女はぼくを案内し、ぼくらは印刷の件で打ち合わせをする。女性はぼくの言い分を否定し、一枚の紙をぼくに見せる。いや、その紙はぼく自身が持っていたのかもしれない。そこには「この紙と同じ大きさの活版を造る」ことが指示されている。しかも、それを何枚も造るのだという。そんなことをしたら、とても印刷代が高くなるのではないかと、ぼくは不安になる。
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3月28日の夢(エレベーター緊急停止) [夢]

 エレベーターに乗り、階数ボタンを押すが、うっかりしてバンバンッと強く叩くように何度も押してしまった。その振動を感知したエレベーターは階数表示がチカチカと点滅し、女声のコンピューターボイスが何かわめき始めた。しまった。エレベーターが地震と勘違いして緊急停止し、ぼくは閉じ込められてしまうのではないか。だが、しばらくして表示の点滅は終り、エレベーターは通常の上昇を開始する。気づくとぼくはA4大の紙を何枚も持っていて、そこにはエレベーターを停止させなくてはいけない階数の指示が書いてある。ぼくはその紙の指示に従って、エレベーターをほとんどの階ごとに停止させなくてはいけないのだった。
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3月25日の夢(医者へ行く) [夢]

 ぼくは次から次へと病気にかかり、さまざまな医者にかかっている。今日行った医者は暗い待合室に左右二つのドアがある。名前を呼ばれて、左のドアから診察室へ入る。中には三つのベッドあり、男性看護助手から「今日は一番左のベッドへ」と言われる。女性のナースもいて、「もしかして、ほかに治りにくい病気があるのでは?」と尋ねられる。ぼくは「はい。今は治りましたが、以前は一か月くらい扁桃腺を痛めていました」と答える。医者はぼくに「そうだろう、そうだろう。でも、ここに来て、この病気を治しさえすれば、ほかの病気もみんな治るよ」と言う。ぼくはこの医者にさして期待をかけていなかったにもかかわらず、「ほかの医者に期待したのが間違いだった。最初からこの医者にかかれば分かってもらえたのに」と思う。
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3月24日の夢(名刺がない) [夢]

 ぼくはP誌の編集長だ。今日は入社したばかりの新米記者を連れて、Y社主催の音楽イベントに取材に行く。最初に個人宅を訪ねる。草の生えてない土の地面に建っている家だ。玄関の硝子戸の中に、女性が一人佇んでいる。「ごめんください」と開けて入ると、最初は女性の一人暮らしと思ったのに、入れ替わり立ち替わり若いのや年取ったのや、さまざまな女性が一人ずつ地下室から現れる。
 イベント会場に着く。広間の真ん中に四角いテーブルがあり、それを囲んで出演者と観客が一緒に座っている。ミュージカルのステージに観客もそのまま参加するのだ。新しい面白い企画のイベントだと思う。
 ぼくはそれを別室から開いたドア越しに取材している。イベントが終わり、Y社の担当者に取材しようと待ち構える。だが、新米女性記者はさっさと帰ってしまった。しまった。観客の感想のコメントをニ、三人から取らせるべきだったと悔やむ。担当者は沢山の洋服や端切れの山をぼくの前に置く。説明を始めるが、同僚が呼びに来たので、「ちょっと待ってて」と言ったまま、会場に戻ってしまう。
 その間にも取材していた部屋はスタッフたちがどんどん片付けていき、洋服と端切れの山も勝手にあちこち移動させられる。最初はこれらはぼくが貰えるのかと喜んだが、どうやら撮影してくれということらしい。やっと担当者が戻ってきて、それらを段ボールの箱に入れる。だが、段ボールの中には水が入っていて、たちまちそれらは汚水でよごされてしまう。ぼくは担当者に「名刺をください」と言い、名刺を受け取る。しかし、ぼくのポケットから出した沢山の名刺は全部他人から貰ったもので、ぼく自身の名刺は一枚もない。しかたなく「今度お会いしたとき、差し上げます」と詫びを言う。
 そろそろ退出しようと思っていると、別のY社のスタッフがドアの外から「アナウンサーの〇〇はいますか」と大声で尋ねてくる。「ぼくは他社の人間なので、わかりません」と返事をする。
 時計を見ると、夜の十時半過ぎだ。これでは家に帰るにはタクシーに乗るしかない。ここは品川なので、通りを右に行けばタクシー乗り場があるはずだ。外に出ると暗い中を急な石段が下へ続いており、年寄りが数人歩いている。どこかの山寺の山門のような感じだ。石段を下りると、広い通りだ。視界がばっと開ける。快晴の青空のもと、一面の緑の田園地帯が地平線まで広がっている。左は多少市街地があるが、右には人家も少ない。さっきまで深夜だったのに、白昼である。右にいくら歩いてもタクシー乗り場などない。舗装された広い道路を車がスピードを出して行き交っている。ここからどうやって家に帰ればよいのだろう?

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3月23日の夢(隠し芸でバンド演奏) [夢]

 会社のパーティーで隠し芸にバンド演奏をやれと言われる。指示書にはぼくの担当はベースだと書かれている。ギターなら弾けるけれど、ベースは触ったこともない。編集長のFさんに相談するが、取り合ってもらえない。楽器置き場に行くが、ベースは見当たらない。居合わせた、元ミュージシャンでチーフコピーライターのIくんに「ぼくのベースはどこにあるの? アコギなら弾けるんだけど」と言う。彼も「そうですよねえ」と苦笑するばかりである。
 退社しようとすると、裏口の鍵がかからない。ちょうどFさんが表口の鍵を閉めて退社するところだったので、戻るように言う。裏口には古い角材をいく本もほぞ穴でつないだ長い閂をかけるのだが、どうしても一本の閂になってくれないのだ。
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3月22日の夢(猫の死体) [夢]

 仲間のライターが某家の夫人との恋の噂を立てられ、ぼくはその取材に行くことになる。某家へ行ってみると、夫人はふつうのおばさんに過ぎない。その家を出て歩いていると、前をY社の男性社員が歩いている。彼に声をかけ、彼は街を仕切る金網の壁の向こう側、ぼくはこちら側に別れるが、結局金網のドアを開けて、ぼくも向こう側に行く。

 これから浜松に行かなくてはならないが、行きたくない。改札のおばさんに数個の札のようなものを投げると、おばさんはそれを受け取り、「了解」と言う。しかし、ほかの仲間たちがやってきたので、結局ぼくも新幹線に乗ることになる。すると、ぼくの足はミカン箱になり、重くて動かない。空中を飛んできた黒くて丸いものをキャッチしてみると、やけに重い。よく見ると、それは猫の死体である。
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3月18日の夢(横に動くエレベーター) [夢]

 エレベーターに乗って、11階のボタンを押す。ぼくはエレベーターの窓を少し開け、身を外に乗り出したまま9階まで昇る。そこでアナウンスがある。「これからエレベーターは横に動きます。危険なので、身を乗り出して手や顔を出すのはおやめください」。ぼくも慌ててドアを閉める。エレベーターの中はまるで電車の中のようだ。10階からエレベーターは横へ水平に走り出す。11階に着いた。ぼくはお経のように見える黒いデジカメを慌ててポケットに押し込み、荷物をたくさんエレベーターの中に残したまま、外に出る。そこは屋上だった。いっしょに降りた乗客たちはまたエレベーターを待っている。きらきらする朝日の中を右奥から列車のようにエレベーターが驀進してくる。
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3月15日の夢(取材) [夢]

 電車に乗って、取材に出かけた。JRの山手線らしい駅のホームで乗り換えようとして、電車に乗り間違えたことに気づく。目指す駅にはここからどう行けばよいのだろう? ふと気づくと、カバンは持っているが、手提げの紙袋をどこかに置き忘れたようだ。中に録音機も手土産も入っていたのに。早めに出てきたので、まだ一時間ある。その間に二つをどこかで手に入れられるだろうか? 絶望的な気がする。
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3月13日の夢(抗議集会) [夢]

 長老詩人のY氏が最近発表した詩は、詩壇ジャーナリズムを批判する勇気ある作品だった。それに対して弾圧が予想されることから、詩人の有志数人が駅頭に出てマイクを握り、応援演説を行う。ひとわたり全員が演説した後、最後にまたぼくにハンドマイクが渡された。「かつてS氏の詩でも弾圧があり、ぼくの詩でもあった。Yさんの詩でも同じことが起きるかもしれないので、念のため・・・・していこう!」とぼくはアジる。だが、マイクの電源が入っていないのか、ぼくの声は全く聞こえない。
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