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12月30日の夢(戦い) [夢]

 ビルの中で、ぼくらは10人程度のグループで敵と戦い、勝利した。指揮をとるのは編集者のFさんだ。戦いが終わって、バスに乗ると、作家のR夫妻の姿がない。あんなに勇敢に戦い、敵をやっつけたのに。「いくら戦いだからといって、敵をピストルで射殺した人とは、一緒にいられない」とFさんが言う。

 女友達と電車に乗って、一緒に詩を書く。お互いの作品を見せ合うと、「はるか遠くの……」というワンフレーズが二人で偶然一致している。二人で喜んでいると、電車がちっとも動かない。車掌が指令室に「前方に10人のホームレスがいて、発車できません」と報告しているのが聞こえる。
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12月29日の夢(新幹線乗り違え) [夢]

 長老女性詩人のKさんと、男性社員と三人で浜松へ企画書を持って出張する。新幹線でお弁当を食べ、そろそろ着く頃だと窓の外を見る。なんだか風景が違う。改めて車内を見回すと「北陸新幹線」と書いてある。もうすぐ加賀温泉駅だ。
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12月28日の夢(車掌の講演) [夢]

 中央線の快速電車に乗ると、出入口付近の椅子が取り払われていた。そこに車掌が立ち、車内サービスとして講演をしている。話の内容は、いろいろな人の「おはよう」の挨拶をテープにとって、車内放送で流しているが、その録音が大変だという苦労話。大半は車掌の詰め所で録るのだが、日によっては数が集まらないことがある。その場合はテープの両端をカットすると、全体のボリュームがアップするのだそうだ。しかし、車掌の講演なんて退屈だからと、椅子の下の床で寝ているご婦人もいる。そろそろ新宿駅が近づいたので、車掌も持ち場に戻り、乗客たちは一斉に降り支度を始める。はて、ぼくはどこの駅で降りるんだっけ。確か新しい会社が御茶ノ水駅の後ろの改札を出たところにあるはずだと思いだす。

 30年以上前にもらったH氏賞の記念品は黄金の置時計である。これを手に抱えて持ち歩いているうちに、地面に落っことしそうになり、思わず「おおっ」と声を上げてしまう。周りにいた女性たちが「それを落っことしたら、2度ともらえませんよ」と笑う。それもそうだなと、大事に地面に下ろす。
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12月25日の夢(残業) [夢]

 夜遅く残業している。年下の役員のMくんがやってきて、「クライアントの財団の新しい担当者が、メカにはどんなものがあるか知りたがっているので、会社の中にある雑誌をしらみつぶしに調べて、メカの絵を探すように」という指示を出した。早く退社したいのに、これではまた徹夜残業だ。しかたなく、棚のあちこちにある古雑誌の束を見つけてはページをめくるが、そんな絵は見つからない。しかも、Mくん自身は同僚たちの「えっ、帰るんですか」という抗議の声を振り切って、退社してしまった。困惑していると、数時間後にまた戻ってきたMくんは「ほら、こういうのだよ」と、勝ち誇ったように、どこかの雑誌から破り取ってきたイラストをぼくらに見せる。
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12月23日の夢(要塞渋谷駅) [夢]

 今日は今年最後の出社日だ。仕事もないので、早く家に帰りたい。けれども社長がやってきて、社員を全員いったん社屋の外に追い出す。出てみると、そこは岡のてっぺんにある渋谷駅だ。渋谷駅は要塞のような造りなので、敵に責められても万全だなと思う。反対側にはなみなみと水をたたえた多摩川が流れているので、裏から攻められる心配もない。けれど、南側だけはなだらかな斜面で、白い無人の道がどこまでも続いている。こちら側だけは防御を固める必要がありそうだ。
 社内に戻ると、皆は忙しく働いているが、ぼくは何もすることがないので本を読んでいる。すると専務がやってきて、「わが社は来春新しいビルに移転します。ついては今夜引っ越しをするので、あなたも時間があれば自分のデスクだけでも、向こうに運んでおいてください」と、引っ越し先の地図を渡す。やれやれ、今夜も帰れないのかと思う。

 布団の中でごそごそしている。周りを豪華な和服に身を包んだ吉永小百合がうろうろしている。
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12月22日の夢(死を運ぶ蝶) [夢]

 未来の地球。各都市は宇宙から侵入する敵に対抗するため、堅固な防壁に囲まれており、秘密のゲートを通してしか出入りできない。ぼくの隣にいた少し頭の薄くなったリーダーが突然言う。「何かが入ろうとしてゲートのところに来ている。入れてやろう。内扉をすり抜けて、中に入ろうとさせなければいいんだ」。ぼくはリーダーの男の後について、ゲートへと向かう。驚いたことに、ぼくの家の風呂場の裏口が、ゲートだった。そこを開けると、一羽の蝶がするりと入ってきた。ぼくは慌てて、屋内に通じる内扉を閉めようとするが、蝶はいつのまにかそれをすり抜けて入ってしまった。これは致死量の毒を持つ蝶に違いない。取り返しのつかないことをしてしまったと思う。

 T社長らが全社をあげて、夜の駅のホームでリンゴを売りさばいているので、気が進まないが手伝いに行く。専務はぼくにその様子を絵に描き、エクセルで売上表を作るように言う。「ぼくは絵は下手です。エクセルも使いこなせません」とぼくは言って、さっさと帰ろうとする。だが専務は高圧的に「何を言っとらっせるんですか。エクセルなんか誰にでも使えるじゃないですか」と言う。社員たちも黙々と仕事をしながら、冷たい目でぼくを見る。今日は徹夜の作業になりそうだと観念する。
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12月17日の夢(日本語でしゃべる猫) [夢]

 ぼくは学校の生徒で、男子全員で入浴。下着をつけないまま、お風呂場の外に行く。しかし、帰ってみるた、もう女子の入浴が始まっており、外にいた男子は下着を取りに入れないと、教師に言われてしまう。しかたなく、下着をつけないまま、上着とズボンをつけて待つことにする。
 時間つぶしに運河を回る観光船に、他の男子たちと乗る。途中、案内ガイドが「ここは昔駅でしたが、今は水没しています」と言う。なるほど水の中にホームと建造物らしきものが見える。そのとき、対岸から大きな波が押し寄せてくる。なんだか猫の形をしている。甲板にいるぼくの足元で、波は大小2匹の猫に変わる。小さな猫が言葉を発したように思い、一瞬錯覚かと思うが、やはり女の子の声で「私を抱いて」と言っている。そして「こっちの大きい猫はお兄ちゃんよ」と言う。大猫はなんだかぼくを威嚇するように見ている。「お兄ちゃんが怖いの?」という猫をぼくは抱き上げてみる。
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12月16日の夢(人形祭) [夢]

 会社の残業で遅くなったのに、短歌会のメンバーがこれから合同で研究会をやりたいという。講堂には沢山の椅子が並べられ、短歌会のメンバーが腰かけている。真ん中には相棒の講師のA氏もいる。しかし、司会は短歌会のメンバーらしい知らない男だ。マイクの前には立っているものの、ちっとも始めようとしないのにイライラする。なんだか外がうるさい。「人形祭だ」と言って、メンバーは一斉に窓に集まり、行列を眺めている。そんなものいいから、早く研究会を始めようよと思う。やっと最初の作品の発表がだらだらと始まったが、ちっとも良い作品ではない。それに、ぼくの手持ちの資料が部屋のあちこちに散らばってしまい、それを拾い集めるのが大変だ。時計を見ると、もう夜の11時過ぎなのに、まだ一つ目の作品が終わらない。徹夜でやる気なのだろう。「今夜は帰れない」と自宅に電話しなくてはと思う。
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12月11日の夢(南洋の農園) [夢]

 ぼくは南洋の国で広大な農園を経営している。農園といっても畑ではなく、ヤシやバナナのような高木から果実を収穫する農園だ。何かの事情でぼくはそこをしばらく離れていたが、再び戻ってきて、自分でテーブルに登り手を伸ばして収穫しようとする。ところが倒れそうになり、テーブルごと床をすべって別の家具にぶつかって止まった。ああ、怖かった。外に出て、現地のスタッフたちに「もうぼくは高齢になり、はしごを登れない」と告げる。皆尻込みするが、ぼくが「かわりにやってくれたら二倍のお金を出す」と言うと、顔の色の黒い男がすっと立って、農園へ入って行った。ぼくはほっと安心して、彼の支援をするためにその後を追って農園へ入る。
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12月10日の夢(パーティー・スピーチ) [夢]

 会社のパーティーでスピーチに指名される。なぜか全員三列に並んでいる中で、その列の外側にいる主賓の女性について、ぼくは話し始める。だが、今は作家になったRさんの想い出話から語り始めとしまい、これはその女性と関係ないので、「皆さんはLМというジャンルをご存じでしょうか」と、ポピュラー系の楽器のコピーライターの男性の話に、話題を転じる。だが、これも女性とは全く関係がない。本当はその女性の旦那について語らなければいけないのだが、どうしてもその人の話にたどりつくことができない。
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