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8月26日の夢(完全に仕事を辞める日) [夢]

 さあ、今日は完全に仕事を辞める日だ。会社で整理のため、箱の中身を床にぶちまける。大量に出てきたのは目玉クリップだ。同僚が目歩丸くして、「何、それ?」と言う。ぼくは「これはぼくのところに届けられた資料の束をとめていたクリップさ。それをもとに、ぼくは沢山のマニュアルを書いたんだ」と答える。
 クリップを拾い集めるのもそこそこに、ぼくは階下に降りて、自分のデスクの整理をする。デスクは脚がふにゃふにゃになっていて、もう満足に立っていることができない。でも、ピアノを買いたいというお客がやってきた。ぼくはデスクの上に物差しを置いて、その物差しを鍵盤に見立て、ピアノを弾く真似をしてみせる。当然、うまくは弾けない。「音の出ない状態で弾くのは難しいね」と、ぼくは苦笑してごまかす。
 そろそろピアノを教える先生と生徒がやってくる頃だ。玄関が開き、先生が顔を出す。都はるみさんだ。しかし、生徒の方は遅れているらしい。その間にぼくはラジオを組み立てなければいけない。知ったかぶりで一人で組み立て始めたのはいいが、うまく配線がつながらない。
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8月23日の夢(トイレの幽霊) [夢]

 妻と地方へ旅行する。地元の資産家一家と仲良くなり、その自宅に逗留する。その娘は既に結婚しているが、夫と一緒にこの実家に暮らしている。ぼくは彼女に話しかけてみるが、つんと澄ましていて、とりつくしまもない。
 テレビをつける。拉致対策の政府チームと、一般の人たちで意識に温度差があることがテーマの番組だ。ある事件のストーリーが語られ、その犯人を許したいと思うかどうか。許したい人は左へ、許さない人は右に出て、意思を示す。拉致対策チームの人々はほとんどが「許す」意思表示をするが。学生チームと居酒屋チームはどちらも「許さない」が大半で、正反対の結果が出る。
 そのテレビで災害のため、列車が不通であると報道される。これでは帰れないかもしれないが、帰宅準備のためトイレに行く。さすがに大きな邸宅で、途中で必ず廊下を逆方向に曲がってしまい、道に迷うが、なんとかトイレにたどりつく。だが、トイレの前には幽霊が座っていて、ちょっと怖いが、ぼくは幽霊を迂回して、なんとか用を足す。
 テレビでもう一度、鉄道の様子を確かめる。まだ復旧していないようだが、若夫婦たちと一緒に、娘の方の運転でぼくらは出発する。途中、ガソリンスタンドに寄る。スタンドのチーフが「なになに組の若奥様だよ」と店員たちに叫ぶ。一家はこの地方で有名な土建屋らしい。「オーライオーライ」と車が誘導されるスタンドは、芝生の生えた広大な丘全体を広々と占めている。なんて大きなガソリンスタンドだ!
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8月20日の夢(難民) [夢]

 夜、なじみの店で食事をしようと思って出かけるが、いつのまにか模様替えされている。店主の周りをぐるりと楕円形にカウンターがとりまいているのだ。これでは一人で落ち着いて食事ができないので、別の店に行く。その店で食事をし、買い物もするが、いざ帰ろうとすると伝票がない。伝票がないのは、覚えていないものの先に支払いをすませたからだろうと勝手に解釈して、店を出る。しかし、なんとなく居心地が悪い。

 外は嵐になっている。港に続々と船が避難してきて、乗客たちは難民になる。ぼくもいつのまにかその一人になって、施設に収容される。施設の中で封筒に入った見舞金が配られるが、同室の老人がさっとぼくの見舞金をかすめとる。しかし、ぼくの目がそれを見逃さなかったのに気づき、黙ってテーブルに戻した。ぼくは何も言わないが、それを目撃した女性が施設の管理者に告げ口したようだ。
 ぼくは携帯を使って、ぼくのカウンセラーと何度も会話する。外出中にも着信があったので、施設に戻ってから出てみると、親戚のおばさんからだった。行方不明になっていたぼくと連絡がとれたことで、彼女はとても喜んでいる。電話の向こうではもうパーティーまで始まっている。
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8月19日の夢(夜祭) [夢]

 今日は夜祭だ。夜、D社へ寄ろうとすると、女子社員のKさんが社長に黙って、夜祭の神輿をかつぎに行ってしまったという。それで、出社をあきらめ、燈火の美しい夜の街路に座り、人々と共に祭の行列を待つことにする。
 いつのまにか、そこは街路ではなく、地下の細いトンネルになっている。そこに、ぼくたち編集者は一列に並んで座り、目の前に自分の雑誌を置いている。売れ行きのいい順に並んでいるのだ。ぼくより少し前に同僚のIさんも座っている。後ろの方から若い女性がやってきて、自分の作った商品を雑誌に紹介してほしいと、頼んで歩いている。Iさんは承知したようだ。ぼくも担当している雑誌2冊のうち、一冊は無理だが、もう一冊に紹介してあげようと言う。

 クライアントと打ち合わせのため、その男の会社へ行く。初老で小太りの外国人だ。会社はとても規模が大きく、農村の一つの村がそのまま一つの部門になっている。田畑の真中の十字路に受付があり、道端に荷物を置いて、男はすたすたと村の中へ入っていく。慌てて後を追うが見失ってしまった。村の奥で、男が別の男と話をしているのを見つけ、駆け寄る。だが、ぼくは名刺を持っていないことに気づく。笑顔で男に近づき、「ぼくのことを紹介してください。うっかり名刺を切らしているのですが」と言う。だが、男は怪訝な顔をして、「人違いでしょ。私はあなたを知らない」と言う。よく見ると、確かに外国人ではあるが、さっきの男よりかなり若い。ぼくは人違いを誤り、慌てて村を入口に向けて戻りながら、さっきの男を探すが、どうしても見つからない。
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8月18日の夢(岡山取材) [夢]

 出張取材が終わり、帰途につく。新幹線で帰らなくてはならないが、その駅までもう一つローカルな鉄道に乗らなくてはいけない。二つの鉄道の駅があり、まず遠い方の駅に行く。どこにもそれらしい告知は出ていないが、一つ電車が行ってしまったあと、どうも事故があったらしく、ホームに乗客があふれている。
 あきらめて、近い方の駅に行き、路線図を見上げるが、見知った駅名が一つもない。この鉄道では帰れそうもないと納得し、遠い駅に戻ろうとして、「一色さん」と声をかけられた。もう忘れてしまっていたが、先ほどまでぼくがインタビューしていたらしい男女の二人連れが声をかけたのだった。有名大学の先生たちらしい。
 二人とともに、遠い方に駅に戻る。あいかわらず乗客があふれているが、列車の手配がつかないらしく、プラスチック製のおもちゃの列車がホームにすべりこんできた。それでも乗りたいと、各車両に一つずつのビニール袋に乗客が一人ずつ入り、蓋をあけておもちゃの車両に、他の乗客に押し込んでもらっている。しかし、走り出したとたん、みんな列車から振り落とされてしまう。それをまた拾って押しこみ、なんとか出発させる。
 ようやく列車が到着し、乗り込む。窓から沿線に温泉ホテルの美しいビルが建っているが、なんとビルは壁1枚で奥行きがない。やがて新幹線の駅が見えてきた。それまで、ぼくはここは福岡だと思っていたが、ここは岡山だったのにびっくりする。
 駅前に別の大学があり、二人の先生たちはそこにぼくを招く。ぼくも張り切って、自ら持参した実験道具や資料など3種類のものを持って、若い男性教授のデスクの前に座る。インタビューしていると、部屋の向こう側で女性教授がマリオネットのように、糸で全身の関節を吊り、横に転倒するような面白い実験をして見せる。
 ぼくも実験してみないかと言われ、言われるがままに、部屋の奥の水の薄く張られたスペースに滑り込むスピードを試す。上着を脱いで何度も試すが、とんどんタイムが遅くなるので、ぼくもみんなもがっかりしてしまう。
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8月14日の夢(過去の世界の新しい家) [夢]

 新しい家に引っ越した。新築ではないが、広い日本家屋だ。トイレに入って、用を足す。この部屋は崖から突き出しているらしく、トイレの穴から下の街が見える。そこに電力会社の制服を着た男がいて、大声で別の男と会話している。その男の頭の上にトイレの汚水が降り注ぐが、男はクーラーの水か何かと思ったらしく、全く気にしない。ぼくの方は男が上を向いて、気づくのではないかと気が気でない。
 自分の部屋に入ると、窓のところに二人の女性が寄ってくる。一人は外国人で、一人は日本人だ。外国人の方がぼくにしきりと日本語で話しかけるが、声が小さくと聞きとれない。彼女より遠くにいる日本人の女性が大きな声で、言いなおしてくれる。どうやら二人は、映画に出演するため、ぼくにどこかに行ってほしいと頼んでいるようだ。承知すると、二人は窓からするりと部屋の中に入ってくる。
 隣室から妻もやってきたので、二人を紹介する。二人は「変なところからお邪魔しまして、どうもすみません」とにこやかにあいさつをする。妻も一緒に撮影所に行くことにする。外に出ると、どうもぼくらは過去の時代にタイムスリップしているようだ。「今は昭和何年くらいだろう」とぼくが尋ねる。妻は「1905年くらいじゃない」と答える。ぼくは周囲を見回し、「それはあまりに古すぎるのでは?」と言う。
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8月12日の夢(オフィスと宇宙戦艦) [夢]

 会社のオフィスにいる。ぼくの右隣りには女性社員が忙しげに働いている。しかし、ぼくは暇だ。デスクの上方に大きなワイドテレビがあり、大相撲の中継をしている。忙しくしているふりをしてもしょうがない。そのテレビをのんびり眺めていよう。そう思ったのだが、次の瞬間には忘れて、外に出てしまい、しまったと思う。
 外の地面に妻がぽつねんと一人座っている。ぼくの顔を見ると、彼女の友人の詩人Kさんがモデルになったカタログがあるはずだと言う。ぼくはオフィスに引き返し、デスクの上の棚を探してみる。意外なことに、ぼくの友人の小説家Rさんがモデルになったカタログが二つ見つかる。こんな仕事までしていたのかと驚く。Kさんの映ったカタログも一つあった。大きな事務封筒に入ったそのカタログを妻に見せに行くが、彼女は「これではない」と言う。ぼくはもう一度探しに行くが見つからない。
 尿意を感じたので、トイレに行く。個室がいくつか並んでいるが、そこは通り過ぎる。お湯を抜いた風呂場のようなものがあり、そこに女性たちが何人か芋虫のように這いつくばって仕事をしている。ぼくはその縁で用を足すが、女性の一人にかかってしまうのではないかと心配だ。だが、彼女はぼくには目もくれない。
 突然、宇宙戦艦にぼくは乗っている。「全員配置につけ」と命令が出る。「配置完了」。艦長が「あと1日で交信可能領域に入る。そうしたら○○だ」と言う。兵士の一人が「○○とは何でありますか」と、間の抜けた質問をする。
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8月5日フィレンツェで見た夢 [夢]

(8月4日にペニスでシェークスピアの「ペニスの商人」の舞台となった法廷を見学。その後フィレンツェに移動した夜、夢にその法廷が出てきました)

 ぼくは鉄道会社の社員である。ある駅をはさむように上り側と下り側の線路にうずたかく瓦礫の山ができている。そこに電車が突っ込んで脱線した。誰かが妨害行為を行ったらしい。
 ぼくはたまたまその妨害行為の現場を目撃してしまった。ある女性がにたにた笑いながら、目覚まし時計を駅の両側に向けて投げつけたのだ。これは明らかにテロだ。しかし、その女性はぼくの知人である。
 ぼくは会社の法務担当社員として、彼女を法廷に引き出し、断罪しなければならない。なんという巡りあわせだろう。ぼくは悩む。
 だが、突然、奇跡が起こった。彼女が目覚まし時計を投げつけたのは、事件の1日前だという証拠が出現したのである。これで、ぼくは彼女を法廷に引き出す役目から解放された。ほっとする。
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